胸郭出口症候群

こんにちは！福山整骨院の川野です。

「腕にしびれがある」「肩こりがひどくて指先までだるい」「パソコン作業のあとに腕が重く感じる」このようなお悩みを抱えていませんか？

その不調、**胸郭出口症候群（きょうかくでぐちしょうこうぐん）**の可能性があります。

この記事では、胸郭出口症候群とは何か、原因や悪化する理由、福山整骨院での施術法、そして改善までの目安について、柔道整復師の視点でわかりやすく解説いたします。

「病院で異常なしと言われたけど症状が続いている」「薬に頼らず体質から変えたい」と考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください！

郭出口症候群とは、首から腕へと伸びる神経や血管が、鎖骨周辺の狭い空間（胸郭出口）で

圧迫されることによって生じる不調です。

この症状は、以下のような複数の要因によって引き起こされます。

姿勢の悪さ

猫背や前かがみ姿勢が続くと、肩が内巻きになり、神経や血管の通り道が狭くなります。

筋肉の緊張

首周囲の斜角筋、胸の小胸筋などが緊張しすぎると、神経を圧迫する原因になります。

仕事や生活習慣

デスクワークやスマホ使用など、長時間同じ姿勢をとる習慣が筋肉のアンバランスを引き起こします。

体質・骨格のゆがみ

特に痩せ型の女性やなで肩の方に多く見られ、先天的な要因も影響します。

このような日常の蓄積が、神経や血管の圧迫→しびれ・だるさ・血行不良などにつながります。

 

多くの方が「一時的な肩こり」や「疲れ」と思ってしまい、症状を放置してしまいます。しかし、以下のような行動が症状の悪化を招く原因になります。

姿勢を改善しないまま生活を続ける

長年の悪姿勢が原因であれば、根本的に体の使い方を見直さない限り、神経への圧迫は継続します。

マッサージやストレッチだけで対応する

一時的に筋肉が緩んでも、神経の圧迫ポイントにアプローチしていない場合、根本的な改善には至りません。

ストレスや自律神経の乱れを無視している

胸郭出口症候群は、交感神経が優位になっている状態でも悪化しやすく、自律神経のバランスも重要です。

病院で異常がないと言われ、様子見になる

レントゲンやMRIでは異常が見つからないケースが多く、「気のせい」と言われてしまうことで、対応が遅れることもあります。

 

福山整骨院では、胸郭出口症候群の不調を神経と姿勢の両面から根本的に整える施術を行っています。

丁寧なカウンセリングと検査

最初にカウンセリングと可動域の検査を行い、どの筋肉が神経や血管に負担をかけているのかをしっかり確認します。

福山整骨院独自のＯＭＪ整体

施術では、首・肩・鎖骨まわりの筋肉にアプローチし、神経圧迫を軽減。オリジナルの「OMJメソッド」を用いて、姿勢の改善や自律神経のバランス調整も行います。

さらに、呼吸が浅くなっている方には肋骨や横隔膜まわりの動きを整えることで、胸郭全体の柔軟性を取り戻します。

日常生活でのアドバイスも重視

また、再発予防のための姿勢指導や、デスクワーク中の姿勢・ストレッチ・セルフケア方法もお伝えしています。

 

胸郭出口症候群が良くなるまでの期間は？

改善までの期間は不調の度合いや生活習慣によって異なりますが、多くの方が5〜10回程度の施術で症状が軽減したと実感されています。

初回〜3回目までは、神経の圧迫を取り除くことを優先し、その後は姿勢や習慣改善のサポートを行います。

症状が強い方や、慢性的に続いている場合は、2〜3か月程度の通院で根本からの変化を目指します。

実際に、以前「両腕がしびれて朝まで眠れない」と悩んでいた30代男性のお客様は、1か月の集中施術で日常生活に支障がない状態まで回復されました。

【まとめ】

胸郭出口症候群は、ただの肩こりや疲労感と見過ごされがちですが、神経や血管が圧迫されている状態であるため、放置すると慢性化・悪化の恐れがあります。

福山整骨院では、姿勢・神経・自律神経の3つにアプローチし、胸郭出口症候群の根本改善と再発防止を目指しています。少しでも腕や肩の不調を感じたら、我慢せずにご相談ください。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、福山市の福山整骨院にお気軽にご相談ください。